喪女が人生で初めて街コンに行ってきた件


どうも喪女です。

人生で初めて街コンなるものに行ってきたので感想でも書きます。

あとツイッターのフォロワーにも報告をお願いされたので書く。



街コン

それは街ぐるみで行われる大型合同コンパの意。


今までの私は、知らない男のためにお金を出すのは……と思っていたのだが、


私「街コン行くか〜〜(大嘘)」

フォロワーたち「合コンがさ〜」

私「なんで合コンの話してんだよ奇遇だな。街コン行くか」

私「次の仕事休みの日にやってる街コンは……これか。チケット取るべ」


そして街コンを迎えることになった。



あらかじめ私のスペック


年齢→22

顔、体型→普通

職業→バイト(月収17万くらいの)

趣味→おたく

彼氏居ない歴→5年くらい


そして17の時に付き合った彼氏は人生で初めての彼氏でしたが3ヶ月弱で別れるという恋愛初心者クソ野郎が私です。


そして声豚です。

某E口拓也さんを推していて人生の8割くらいが破綻している。


そこで立てた目標が以下。


目的→

推し以外の男に興味を持ち、かつ結婚に対する意欲を向上させることにより将来的展望を見据え、さらに推しに会うとき以外の自分自身に対する美意識センスを磨く。



まあつまり推ししか見ていないこの終焉状態から脱却してみようという目標です。



さて、まずは街コンを迎えるにあたって街コン用のアプリをダウンロードしなければならない。

適当に個人情報(仕事、月収、外見、趣味嗜好など基本的スペック)を入力すると、

早速見知らぬ男性から「いいね!」が届く。


まあ私も新着ユーザー欄にいたであろうから、そういうのを片っ端からイイネしているのであろうことは窺い知れたが、2日間くらいで結構な数の男性にイイネを貰ったので、恐ろしいことに「これがモテ期なのでは……?」という錯覚を受けるのだが早まってはいけない。



とりあえず基本スペック検索で男を漁る。

痛々しいおたくなので、

推しの年齢+推しの身長+推しの趣味嗜好などの条件で推しに近しい人間を探す……



いなかった。




気を取り直してイイネを返す。

イイネを貰い、そしてイイネを返した相手とはメッセージが交換出来るそうだが、他人とメッセージ交換などに耐性がないので、とりあえず推しと同じ名前の人にイイネを返して見た。



通知「たくやさんからメッセージが届いています♪」


私「うわっ!!びびらせんじゃねえ!!!!!!!!!!!!!!」



イイネを返したことを忘れていて、推しの名前が通知欄に突如現れたので死ぬほどビックリした。全国のたくやさん、大変申し訳ありませんでした。



さてメッセージ交換も特に発展することはなく、風邪を引きながら街コン当日を迎えた。


ドレスコード等は特になかったので、

仕事に行くときほどではないが、推しに会う時程度の気合いで外見を作って、戦地に赴いた。

都内だったので、おしゃれな人が多い。

私は駅に着いた時点で「こいつも街コン参加者か……?」と思っていたがそんなはずはない。


若干迷ったが会場について、参加情報など照合して、着席し、アンケートを記入して開始を待つ。



アンケート用紙には

「最近はまっているもの」

「休日の過ごし方」

「最近嬉しかったこと」

などの項目。


最近はまっているものはfgo

休日の過ごし方はイベント・ライブに行くor自宅でゲーム、

最近嬉しかったことは推しが誕生日を迎えたことだ。


おしゃれな街コンにくそおたくな部分は控えていこうと思い、無難なことを書いておいた。


始まる前に周りを見てみるが、男性はスーツなどの仕事帰り勢が多い。

女性は可愛い〜!!!!おしゃれ〜!!!!


若い人が多かったので、きっと私のようにノリで参加してる人もいるだろうなって思った。男性の方は知らないけども。


時間になって、乾杯の音頭。

コミュ障気味だが、接客で磨かれた対話能力で頑張ろう。


隣に座っていた女性と男性のコミュニケーション能力が高く、私が思っていたより話が弾んだ。

そしてなんと酒飲み放題なので、酒好きの私は結構飲んでしまい、そのおかげでだんだん話をするのが楽しくなってきた。


こちらは座ったままだが、男性だけは席替えして、10人前後の人と会話をすることができた。

正直「年収いくらですか」って聞きたかったけど、普通に私生活の話をして盛り上がれた。

みんな割とコミュニケーション能力が高く、話していて楽しい人もいた。みんなが結婚できないのって本当にただ出会いがないからなんだろうなって思った。



連絡先も交換しつつ、

アプリを使って、気になった相手に投票するなどの時間を経て、宴会は幕を閉じた。


ここでわかったことなのだが、この街コン、一番仲良くなれるのは左右など近くに座っている同性。

そして一番の収穫は美味しい酒が安く飲めたことだった。


男性と出会いがあったのは新鮮で楽しかったが、話す時間も10〜20分そこらなので、そもそも人間の顔を覚えるのが苦手な私はもはや記憶がない。


連絡先を交換したので、終了後に律儀に連絡をくれる男性もいて、なんか知らんけど謎に感動した。私にも連絡をくれる父親と職場の男以外の男性がいたんだなぁ……




とりあえず、近くに誰か一人でもコミュ力高い人がいれば大丈夫だと思う。


アンケート用紙に書いたことを見せ合ったりするので、何か相手の目に留まる内容がひとつでもあれば話題に事欠くことはない、と思う。


駄目だったら参加費の元を取るつもりで酒や飯を飲もう。


あと、そんなに緊張することはなかった。

スタッフが丁寧だったり、周りも初参加の人が多かったりしたので、気軽に楽しめたと思う。


私の記憶力がクソなのと「結婚する!」という気持ちがまだないので、出会いがあったかどうかと言われると微妙ではあるが、

見知らぬ誰かに出会うというのはなかなか楽しかった。


とは言えまだ「あーこの人ともっと話したかったなぁ」とまで思える人がいなくて、私の性格上の問題でもあるが、これを機にまた機会があれば、出会いを求めて参加してみようと思う。

結婚するかどうかは別として。



家に帰って飲み直しつつ、報告用ブログを書いてみた。


これから参加する人は参考にしてね。参考にならないけど。